糖質制限ダイエット
[2017-06-08 09:33:27]
パーソナルトレーナージムの流行もあって、糖質制限という言葉がそこかしこで見られるようになりました。このブログでも以前紹介した「低炭水化物ダイエット」の延長線ですね。炭水化物を減らすだけではなく、果物に含まれている果糖や乳製品に含まれる乳糖、調味料に含まれている糖質まで計算して厳密に制限するものです。きちんと必要な糖質量を計算して最低限量は摂取した上でトレーニングを適切に行い、痩せた後は徐々に体型を維持するために糖質の摂取も適量に戻していきます。そういった正しい糖質管理のもとで行った短期的な糖質制限なら、むしろ健康的と言っていいでしょう。トレーニングで筋肉をつけておけば基礎代謝もあがりますしね。
問題となるのは、適量の糖質とトレーニングのバランスを考えた本来の糖質制限ダイエットではなく、極端な糖質制限による「ケトン体ダイエット」の実践です。糖の摂取を減らすことによって、身体は体脂肪を分解したケトン体をエネルギー源として使用するようになります。そのため、短期間で痩せられるということなのですが、これが糖質制限と混ざりあって、混同されているのです。
ケトン体ダイエットは通常の糖質制限以上に苛烈に糖の摂取を抑えるために、体に負担をかけます。長期にわたって続けるものではありません。また、ケトン体には独特の臭いがあり、ケトン体ダイエットを行っている間は体臭が臭くなる可能性があります。
特に高齢者の場合、糖質を制限しすぎて骨粗鬆症などを起こした例もあるそうです。糖質自体は体に必要なものですから、過剰に制限することはおすすめできません、」正しい知識の元で、適切な量を守った穏やかな糖質制限を実践しましょう。
| イチオシ |
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8時間ダイエット
[2015-09-03 15:08:08]
どんなダイエットでも、続けられなければ効果は期待できませんよね。それなら、初めから“続けられるダイエット”を選びたいものです。最近、新しく登場したダイエットの中だと、『8時間ダイエット』が長く続けられそうな感じです。
『8時間ダイエット』は、１日の食事を全て８時間以内に済ませるというダイエット方法です。食事を８時間以内に済ませることによって、衰えがちな胃腸の消化能力を取り戻すことができ、結果としてダイエットにつながるのです。１日８時間以内に食事を済ませるというルール以外には、基本的に縛りがないので、比較的続けやすいダイエットなのではないかと思います。
ただし、最低限守りたいルールとして、当然ながら暴飲暴食をしたり、カロリーの多いものを摂取しすぎないというものがあります。それだけ守って、８時間以内の食事を習慣付ければ、自然と結果が現れてくるということです。
特に、危険性などもなさそうですから、これまでダイエットをなかなか続けられなかったという人は、『8時間ダイエット』に挑戦してみるといいかもれませんね。
| イチオシ |
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5：2ダイエット
[2015-05-13 10:41:11]
今年流行りそうなダイエット方法に「5：2ダイエット」があります。
これは、一週間のうち“５日間は普通に食事”を摂り、残り“２日間は軽い断食”をするという、少し変わったダイエット方法なのですが、既に、欧米諸国をはじめとする海外では広く知られている方法になります。
このダイエットの肝は、完全な断食を行わないという所にあります。断食日には食事量を500kcl程度に抑えるだけで、完全に食事を断つわけではありませんから、無理なく続けることができるのが利点です。
適度な断食はカロリーを抑えられるだけではなく、胃腸の調子などを整える効果もあるといわれていますから、長期的に続けることで健康的に痩せることが期待できます。
ただし、このダイエットでは注意しなければいけないこともあります。以前にも説明したとおり、断食には栄養不足に陥る危険性がありますから、500kclの食事といえども、栄養面には注意しなければいけません。
また、成長期の方や妊娠中の方など、栄養を十分に必要とする方には、このダイエットはお勧めできません。
上手に実践すれば効果的なダイエットと言えますから、実践するなら、セオリーを理解して安全に実践するようにしましょう。
単食ダイエット
[2014-03-18 017:41:19]
以前、食事回数を減らすダイエットとして「断食」を紹介しましたが、単品ダイエットもそのようなダイエットの一つです。
内容はシンプルで、朝昼夕に３度取っていた食事を何処か１度に減らすだけであり、１日１食ダイエットとも呼ばれています。
このダイエットでは単純に摂取する食事量を減らしますから、短期間で効果を上げることは可能です。
しかし、表向き効果は高そうですが実際は身体を不健康にしているだけで、実施後に痩せることが難しい身体になってしまうことがあります。
単食ダイエットの性質は「断食」に近く、長く続けていると身体が飢餓状態に陥ります。
この状態では、次に食べる食事からより多くの糖分を補給しようとするので、血糖値の振れ幅が大きくなります。そのような経緯があり、このダイエットは糖尿病のリスクを高めると言われています。
また、食事が一度だけなので偏食に陥りやすく、栄養失調になる可能性も高いです。
ダイエットを行うなら、やはり健康な状態で痩せられなければ意味がありません。
再三いいますが、無理な断食は事故の原因となりえますから、くれぐれも注意するようにしましょう。
利尿作用ダイエット
[2014-03-16 09:28:20]
短期間で劇的に痩せられるダイエットというのはどの時代でも大きな注目を浴びますが、そういうダイエットは効果の代償に多大なリスクを伴います。
利尿作用ダイエットもそんな危険性をはらんだダイエットの一つです。
利尿ダイエットとは、利尿作用のある食品と水分を併せて摂取することによって、老廃物を排出し痩せやすい体質に変えるダイエットのことです。
基本的にはカリウムを含んだ食品を用いることが多いのですが、場合によっては利尿剤を用いることもあります。。
このダイエットを行うと利尿作用の影響でトイレの回数が増え、一時的には体重が激減します。
むくんでいた身体もすっきりし、良い効果があったかのように思えます。。
しかし、このダイエットは効果が一時的で、後戻りのつかない症状を引き起こすので注意が必要です。
利尿作用ダイエットを行うと全身の倦怠感に襲われ、重症になると死亡することがあります。
これは尿を生成する腎臓に多大な負担がかかっているからであって、腎臓の機能低下は体中に重篤な症状を引き起こします。むくんでいた体はさらにむくむようになり、ダイエットを行う前よりひどい状態になります。
簡単にダイエット効果を挙げられるものというのは、得てして身体に負担を欠けるものがほとんどです。
ダイエットをおこなうときは、長期間かかったっとしても身体に負担がかからない方法を選ぶことが大切です。
油抜きダイエット
[2014-03-14 17:05:00]
ダイエットの主目的は脂肪を減らすことですから、ダイエット中は油を出来るだけ取らないようにするべきだ、と考える方もおられるかもしれません。
そうした考え方を基に生み出されたのが「油抜きダイエット」と呼ばれるもので、名前の通り、油分の入った食べ物を摂取しないようにするダイエットのことを指します。
この油抜きダイエットは一見すると、とても理に適ったダイエットのように思えるのですが、実は大変危険なダイエットですから気をつけなければなりません。
では何故、油抜きダイエットが危険なのかというと、人体にとって油が必要不可欠な成分だからです。
油(脂質)は皮膚を保護したり、栄養吸収を助けたり、体温調整材であったりと、体内で様々な働きをしています。その油を全く取らないということは、人体の機能不全を起こしかねません。
油抜きダイエットを長く続けた場合、病気のリスクが高まるという調査まであります。
いくら油が脂肪になるからといって、全く取らないというのは大変危険な行為なのです。
しかし、太らないように油をコントロールするという考え自体は、理にかなっています。
揚げ物を食べないようにしたり、動物性脂肪を控えたりすることはダイエットに十分な効果があります。
油をコントロールしてダイエットをするときは、あくまで身体に影響が出ない程度に実施することが大事になります。
単品ダイエット
[2014-03-13 12:24:45]
朝バナナダイエットに似たダイエット法に、単品ダイエットというものがあります。
これはバナナダイエットのように同じものを食べ続けるダイエットなのですが、１食だけでなく３食同じものを食べるところが異なっています。
食べるものには決まりはありませんが、一般的にはカロリーの低くて栄養価が高いリンゴなどが用いられます。
単品ダイエットは、短期間ですぐに効果が現れるダイエットと知られており、一時期は実践する人も多かったです。
しかし、長期間続けていると事故ってしまう可能性があることから、現在は危険なダイエットとしても知られています。
単品ダイエットが危険だと言われる理由の一つには、バナナダイエットと同じく栄養不足になることがあります。
しかも単品ダイエットの場合、３食全てに同じ食材を食べますから、他の食事で栄養を補うことができません。
また、最も危険とされる理由には、カロリー不足になることがあります。
単品ダイエットではカロリーの低い食材しか食べませんから、長く続けると体内はカロリーが欠乏した状態になります。
そうすると体重は減っていくのですが、これは筋肉がカロリーに変換されてくからであって、続ければ続けるほど筋力が低下して痩せにくい体質になってしまいます。
さらにいうと、カロリーが欠乏した状態になると次にカロリーが摂取された時に、そのカロリーが脂肪として蓄積されやすくなります。
つまり、単品ダイエットを実践すると一時的に体重が減る代わりに、非常に不健康で太りやすい体質になってしまうのです。
単品ダイエットはおすすめできない危険なダイエット方法ですが、どうしても実施する場合には１日～2日と、ほんの短期間に留めておくようにしましょう。
水ダイエット
[2014-03-11 15:06:27]
水ダイエットとは、一定量の水を毎日飲み続けるだけのダイエット方法で、誰でも気軽に始められることから大変な人気がありました。
このダイエット方法には、普段より多くの水分を摂取することによって体内の老廃物を取り除き、身体の状態を整える効果があるとされています。
確かに、水は人体の６割を占める重要な構成要素ですから、新しい水分を補給して循環を促すことは健康にいいことです。
しかし、このダイエットによって水を飲みすぎた場合、大変危険な状態に陥ってしまうことがあります。
人間は利尿によって、体内の水分を不純物とともに排出しますが、この働きには限界があります。もし、人体が消費して排出する量を上回る水分を摂取してしまえば、人体は水分を処理できなくなります。
そのような状態になると、血中の塩分濃度が下がって、頭痛・嘔吐・呼吸困難などかなり危険な症状を引き起こすことがあります。これを水中毒といいます。
つまり、水ダイエットのやりすぎは水中毒を引き起こすことがあり、最悪の場合には死に至ることもあるのです。
水は良くも悪くも人体にとって重要な要素の一つですから、それを利用するダイエットには十分に気をつけることが必要です。
朝バナナダイエット
[2014-03-10 14:20:46]
一時期、芸能人が実践して激やせしたという触れ込みで、「朝バナナダイエット」というダイエット法が流行していました。
このダイエット法は、朝ごはんをバナナと水にするだけという簡単なもので、あまりの人気ぶりに一時はバナナを見つけることが困難になったほどです。
バナナは確かに健康的で太りにくい食べ物なので、適切に摂取していれば効果はあるかもしれません。
しかし、バナナ＝痩せる食べ物という考え方で朝バナナダイエットを続けていると、事故ってしまう可能性があるので注意しましょう。
バナナは健康的な食べ物ではありますが、人体に必要な栄養素をすべて摂取できるわけではありません。
特に、タンパク質や脂質はバナナでは摂取できない大切な栄養素ですので、ほかの食事で補う必要があります。また、バナナはシュウ酸を含みますから、一定量以上を摂取すると病気を引き起こす可能性もあります。
つまり、バナナが健康によいからといって、バナナばかり偏食していると体に良くないということです。
バナナダイエットの流行もだいぶ落ち着きましたし、これからこのダイエット方法を始めようと考えている方は、適切な方法で実践することをおすすめします。
低炭水化物ダイエット
[2014-03-06 09:07:58]
近年、注目を浴びたダイエット法に「低炭水化物ダイエット」というのがあります。
炭水化物を摂らないだけという気軽さがあり、かつ効果も出やすいことから、実践している人も多いのではないかと思います。
しかし、実はこの低炭水化物ダイエットは、長期間続けると大変危険なのです。
そもそも、このダイエットの内容は、主要なエネルギー源である炭水化物を抜くことによって、代わりに体内のタンパク質や脂肪をエネルギー源として痩せるというものです。
外部からのエネルギー源を断絶し、内部のエネルギーを消費するという点では、原理は断食に近いです。
だから当然、筋肉まで落ちてしまうというデメリットも共通しています。
また、炭水化物は人間が活動するのに欠かしてはいけない栄養素です。炭水化物を他のものに代えて生きるというのは、人間の根本的な構造からして無理があるのです。
その為、正規のエネルギーを得られないと、まず、肉体的・知的活動が低下していきます。これはタンパク質や脂肪からでは十分な活動エネルギーが得られないからです。
次に、肝臓機能が低下していきます。人間は炭水化物をエネルギーにするよう出来ていますから、代替物をエネルギーにしようとすると、肝臓に負担がかかってしまいます。
そして、何より怖いのは、危険な病気の発症率が上がるというところです。
エネルギー不足で正常な活動ができず、かつ負担がかかり続けた身体は、心臓病などになりやすいのです。
このように、低炭水化物ダイエットは高い効果の反面、デメリットも大きいダイエット法です。このダイエット法をどうしても行いたいときは、リスクを承知して、出来るだけ短期間に限定して行うようにしましょう。
サプリメントの過剰摂取
[2014-02-20 17:28:09]
ダイエットサプリメントは断食と違い、サプリメントによる栄養補給を行いつつ行うダイエット方法で健康被害やリバウンドの心配が少ないという利点があります。
一見すると安全に見えるサプリメントですが、その安全性は用法容量をしっかりと守った場合に限られるという落とし穴があります。サプリメントは薬品と違い危険性が少ないように見えるため、ダイエットを急ぐあまり過剰に摂取して早く痩せようという考えが出る場合がありますが、この行為は大変危険を伴います。
日本ではサプリメントを定義する法律がないため、健康補助食品という位置づけになっているだけで海外では薬品扱いのところもあり、薬品ほどではないにせよ過剰摂取は中毒症状や依存を招いてしまうといった事故の危険が伴います。
また栄養素も摂れば摂るほど良いというものではなく、例えばビタミンなど過剰に摂取した場合はビタミン過剰症といった症状となる事もあります。どのようなダイエット方法にも言えますがやり過ぎと言えるような方法は事故の危険がありますので程々にとどめる意識が大事となります。
断食
[2014-02-13 15:56:07]
ダイエットというと食べる量を減らす事が第一に思い浮かぶかもしれませんが、限度を超えた断食ダイエットは逆効果となる可能性があり非常に危険な方法と言えます。
断食は手軽に痩せる方法として人気がありますが、全く食べないという場合でも人間の身体は栄養を消費していかなければ維持できません。そこで消費されるのは当然自分自身の身体となるので、それを利用したダイエットとなりますが、まず筋肉が消費されていく事になります。
身体の中で消費の高い筋力がまず栄養に変換されていき、次に脂肪という順に減っていくので、体重は減りますがその分代謝機能の落ちた痩せにくい身体へと変わっていきます。次に肌や、髪の毛、爪といった部分から張りやツヤがなくなっていきます。これはすぐには表れず、約1月後くらいに表れてくる事となります。
身体にとって無理な断食は生命の危機といっていい状況で、そういった危機的状況を感じると身体はより多くの栄養素を取り込もうとします。その為、ダイエットが終わった後の食事などはリバンドという元の体重よりも増えてしまう現象を起こしやすくなるのです。このように行き過ぎた断食は事故へと繋がる危険があるのでくれぐれも気を付ける必要があります。
酵素ダイエット
[2014-02-06 15:47]
ダイエットには流行があります。最近流行のダイエット方法といえば、「酵素ダイエット」です。これは、普段の食事の変わりに酵素入りのドリンクなどに置き換えるといった方法で、「置き換えダイエット」や「ファスティングダイエット」などとも呼ばれています。
誰でも手軽に出来てカロリーを抑えることができ、かつ酵素の力で痩せやすく太りにくい体質になり、さらに美しくなれると女性を中心に大ヒットしています。ですが、この方法はやり過ぎると危険で、事故ってしまう可能性があります。朝食だけ、昼食だけ、といったように行うのは効果的ですが、何日も続けて置き変えて継続してしまうと、偏った栄養しか摂取できずに栄養不足となり、ひどければ死に至ります。
肥満解消のためには効果的ですが、しっかりと体調管理を行って、調子の良い時はダイエットをして、調子が悪くなれば中断する。いきなり何キロも痩せようとはせず、長期的に行う、などの方法を取るのが効果的です。